一条高校の卒業生で、在学時ワタクシが3年間担任をしていた生徒がドイツの大学で音楽の勉強をしていて、帰国した時に学校を訪れてくれます。そしてなんでもないような時間をともに過ごす。

昨日彼女のコンサートに出かけて参りました。彼女はヴァイオリンを弾いております。

小生、クラシック音楽に造詣が深いという訳でもなく、何度か彼女のコンサートに足を運んでは感激している次第です。なんというか、こんな風に音楽に触れる機会をもつことが出来て幸運に恵まれたなと素直に思います。

1時間半ほどのヴァイオリンコンサートをひとりでやりきるその体力と気力と技術とその高い音楽性に感服せざるを得ない。そしてそこに至るまでのすさまじいほどの努力を感じます。

もちろん才能もあるのだろうけれど、それを越えて異国の地でたったひとりで自分自身に挑み続けるその姿勢にはエールを送り続けたいと思います。

明日またドイツに向かうのか。

日本に戻ってきたときにはまた一条高校に来て、なんでもないひとときを過ごしてもらいたいな。